経営継承について

現在、就農者の平均年齢は65歳を超えたと言われています。長年農業を続けてきたけれど、後継ぎが見つからなくて困っているという農家の経営者もいます。こうした方々と新規就農を志す人を結びつけるのが「経営継承」と言います。営農している経営を引き継ぐため、条件の良い物件や、販売ルートなどもそのまま活用できることがあります。

経営継承と研修生や農業法人への就職との違い

経営継承は、新規参入(就農)の手段のひとつです。

まだ経営をしている牧場・農場を、近い将来(おおよそ2~3年後)買い取って、自分で経営していけるようにするために、継承する予定の牧場の牛(畑)、飼い方、栽培方法、機械施設の使い方などを学びます。

自分の力で「経営」できる力をつけることが目的なため、そこが体験や研修と異なります。技術だけでなく仕事に対する責任感、経営に対する考え方、経営主から学ぶ姿勢が研修や従業員以上に必要です。

また、売り手である牧場主・農場主と良好な関係を築いておくことがスムーズな継承のために重要です。

新規参入可能物件の一覧

経営継承から新規就農を考えていらっしゃる方へ、新規参入が可能な物件の一覧をご用意いたしました。

新規参入可能物件の一覧